⛳いよいよ来年1・1ゴルフ新ルール施行!初心者を意識した救済措置追加、2019年規則の主な規則の解説

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⛳いよいよ来年1・1ゴルフ新ルール施行!初心者を意識した救済措置追加、2019年規則の主な規則の解説

[2018.12.15]

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世界のゴルフ規則を統括する英国ゴルフ協会(ロイヤル・アンド・エンシェント・クラブ=R&A)が12.14日、2019.1.1から施行される新ルールの説明会を行いました。バンカーに入れた際に2罰打で後方に出すことができることなど「速やかなプレー」の推進など意義を強調しました。

来年からゴルフが変わる。全世界的にプロアマ問わず適用される新ルール。
「全てのプロとアマチュアにとって同じルール。新ルールは一貫性があり、シンプルに速やかにプレーすることを推進している」。世界的なゴルフ人口減少へ歯止めをかけ、新たなプレーヤーを創出したいとの期待が背景にあるようです。

規則変更の特徴は下記の3つ!
1.「速やかなプレー」
2.「救済エリアの厳格化」
3.「ペナルティーを減らして選択肢を増やす」の“三本柱”。

◎2019年規則の主な規則の解説
1.例えば、これまでロストボールの捜索は5分だったが、3分に短縮。
捜索中にボールが動いても罰はなく、元に戻してプレーできるなど罰の削除や軽減が図られました。

2.「新ルールで最も重要なポイントが救済エリア」。基点からワンクラブレングスでエリアを設定する際、パターを除く一番長いクラブを使用します。

3.また、ドロップは、球を(肩から)ひざの高さから落とすことに変更されました。パッティングでは旗竿(フラッグ)をホールに立てたまま打てる規則に変更されました。もしパットした球がホールに立てられているその旗竿に当たっても罰はなく、球はあるがままにプレーします(ホールインが認められる)。この規則はロングパットの際に誰かが旗竿に付き添ってくれるのを待つ時間を節約することができるでしょう。

4.バンカー内の救済では1罰打のバンカー内に加え、2罰打でバンカーの外側(いずれも後方線上)からのプレーが可能だ。2打目以降の打順も、もっとも遠い球から先にプレーする方式から準備ができた選手から打つ「レディーゴルフ」が推奨されている。
※バンカー内の球は、アンプレアブルを宣言して2罰打でバンカー外の後方からプレーできる救済措置を追加。初心者を意識した規則変更も目玉です。新しくゴルフを始めたい人に、『古めかしいルールが取り除かれた』とことでしょう。

5.距離計測機器の使用が認められます。
距離計測機器の使用が認められ、2点間の距離を計測することができます。しかし、高低差、風向きなど、他のプレーに影響する要素を計測することはできません。
委員会はローカルルールで距離計測機器の使用を禁止することができます。

6.スタンスをとった後、キャディーが後方に立つことはできません。
新しい規則ではプレーヤーがスタンスをとった後にキャディーを後方に立つことを禁止しています。ストロークを行う前にキャディーがその場所を離れたとしても一般の罰(ストロークプレーでは2打)を受けることになります。

7.2度打ちをしても罰はありません。
2度打ちをしたときの1罰打がなくなります。偶然、不可抗力で2度打ちをしたことに罰を課す必要はありません。そのストロークを1打と数えるだけとなります。

8.ストロークした球が自分に当たっても罰はありません。
ストロークした球が偶然にプレーヤー自身に当たってしまった、または自分のキャデ ィーや用具に当たってしまっても罰はありません。球はあるがままにプレーします。

9.救済を受けるときにマーカーに告げる必要はありません。
現在の規則では、救済処置をする場合にマーカーに告げることを求めているものがありますが、もうその必要はありません。これはプレーヤーの誠実さを信頼するというこのゲームの原則を尊重しています。なお、暫定球をプレーする場合は、これまで通り、「暫定球をプレーします」と告げなければなりません。

10.救済を受けるときは、いつでも球を取り替えることができます。
現在の規則では罰なしの救済(例えばカート道路からの救済)では球を取り替えることはできません。新しい規則では、罰あり、罰なしに関係なく救済規則に基づいて拾い上げた球は別の球に取り替えることができます。

11.バンカーのルースインペディメントを取り除くことができます。球がバンカー内にある場合、ル
ースインペディメント(木の葉、石などの自然物)を罰なしに取り除くことができるようになります。

12.ウォーターハザードはペナルティーエリアという新しい概念に変わります。
現在のウォーターハザードは水域だけを設定できます。新しいペナルティーエリアは水域だけでなく、委員会が1打の罰で救済を認めたい区域に設定することができます。例えば、ブッシュや崖、球を見つけることや打つことが困難な雑木林などをペナルティ ーエリアとして設定することができます。救済処置は原則として現在のラテラル・ウォ ーターハザードと同様ですが、対岸の処置を使うことはできません。

13.ペナルティーエリアではクラブを地面につけることができます。
ペナルティーエリアの球をあるがままにプレーする場合、クラブを地面につけることができますし、ルースインペディメントを取り除くこともできます。つまり、ジェネラルエリアと同じ規則でプレー
することができます。

14.キャディーはパッティンググリーンの球をマークして拾い上げることができます。
現在の規則では、キャディーであってもプレーヤーの球を拾い上げる場合はその都度承認が必要です。新しい規則では、パッティンググリ ーンの球に限っては、キャディーがプレーヤーの承認を得なくてもマークして拾い上げることができます。

15.パッティンググリーン上のプレーの線に触れただけでは罰はありません。
パットをするときにそのプレーの線上のグリーン面に触れただけでは罰はありません。 例えば、キャディーさんがねらい目を指で触ることも違反ではありません。
ただし、改善をしたという事実があれば罰(ストロークプレーでは2罰打)を受けることになります。

16.パッティンググリーン上の損傷箇所を修復できます。
パッティンググリーンの損傷箇所(人、動物、乗り物などによって作られたもの)を修復することができます。例えば、プレーの線上にあるスパイクマークを修理することができます。ただし、自然に窪んでいるところを平にすることはできません。

12/14 一部日刊スポーツ、JGAより抜粋(Yahoo掲載)

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